第7回支援:2007年4月27日(金)~5月5日(土)(9日間)
川崎中ロータリークラブ創立35周年記念奉仕活動
エチオピア訪問記(一部抜粋) 国際奉仕委員長 川口禮敬
奉仕活動の一環としてエチオピア訪問を企画しました。目的は現地の子供達に椅子付き机やスポーツ用具等の援助です。
今回は、首都のアディスアベバから西へ420㎞のサシガへ100脚と、東に位置するジジガへ100脚の寄贈であります。
我々が直接訪問して贈呈式を行うのは時間の関係で前者のサシガのみです。
4月27日の夕刻成田を経ち、タイのバンコク経由でエチオピアの首都アディスアベバへ一路16時間余の空の旅。
首都は中原区と遜色なくホテルやレストランがあり人も車も多いが、その中を羊やヤギの群れが行きかい都市と田舎が混在している感じ。
28日は首都のアベベチゴベナ孤児院を訪問。アベベチさんはエチオピアのマザーテレサと言われる方。現在は0歳から18歳までの子供たち158名を収容。
子供たちは捨て子から始まって親が精神異常であったり事情は様々のようだ。過去に12000名余人を世に輩出している。
ここに学用品やサッカーボールを寄贈。
5月1日いよいよ今回最大の目的である机等の寄贈地である、サシガへ向けてアディスアベバを出発。一日がかりで420㎞の道程を車で移動。
この程度の距離は日本でいえば東京から名古屋で3~4時間位。しかし、エチオピアでは大変である。
舗装されていない凸凹道を泥ボコリを鼻の穴の奥まで吸い込み震度5強位の揺れ、まるでラリーさながらの一日がかり。
5月2日贈呈式。首都を離れたこの地方は、少しでも良好な生活が出来るように衛生的な水の確保と保健衛生、子供たちの教育環境の改善、
そして食糧確保のための農業振興等が、国際飢餓対策機構エチオピア(FHI)によって自立開発プロジェクトとして開始している。
特に教育環境では学校校舎はシロアリの被害で老朽化が激しいのでプロジェクトは小学校3校を建て替えた。
しかし、2校については机に向かって授業が受けれる快適な環境ではない。そこで今回サシガ群のホラワタ小学校に100脚の机を寄贈することになった。
この学校の歴史は古いが現在500余名の在校生がおり、2部授業を行っている。100人のクラスでも一人の教師が教えている。
ある教室では椅子のみで膝の上で字を書く状態であり、子供達も(勉強する姿勢が)楽ではないとのことで選定された。
当日は輝いた元気の良い子供たち300余名が歓迎の歌で盛大な出迎えをしてくれた。子供達には、一生懸命勉強しエチオピアと日本がより仲良くなれる
大人になって欲しいと共に、この中から是非多くの者が日本を訪れて下さいと話した。
エチオピアは日本の3倍の広さの面積で人口は7千万人、そしてGDPは世界68位で1人当たり700ドルという国。一言でいうならば我国の60年前の終戦直後と同じ感じである。
修道院も学校もそうだが、なぜ同じ人間でどうしてこうも格差があるのだろうか。街に出れば物乞いが付きまとい、学校の生徒の半数は靴を履いていない。
いや裸足でも学校に通えれば上等で生活貧困で学齢期の40%は学校に行けていないのだそうだ。でもスクールバスで通学する裕福な子供もいる。
この世に生まれた限り、生きる権利も、学ぶ権利も平等であるはずだ。未来を託す子供達に十分な教育を受けさせてやりたいと思う。
